平成15年、19年、23年、過去3回の統一地方選挙における70歳以上の候補者の当選率を以下に記します。
県会議員、指定市議会議員、市議会議員、町村議会議員選挙に70歳以上の候補者が何名立候補し、
そのうち何名が当選したかを表にまとめたものが下記になります。
県議会議員選挙の当選率は72.88%
最高当選率は平成15年統一地方選挙の74.11%です。
最低当選率は平成23年統一地方選挙の72.11%です。
最高当選率と最低当選率の幅は約2ポイントです。
平均当選率は72.88%です。
当選率の変動幅が少ない傾向にあります。
県議会議員選挙において安定した当選率がある年齢層の1つです。
しかし、平成15年統一地方選挙以降、当選率が低下傾向にあります。
指定市議会議員選挙の当選率は71.45%
最高当選率は平成15年統一地方選挙の83.33%です。
最低当選率は平成19年統一地方選挙の63.64%です。
最高当選率と最低当選率の幅は約20ポイントです。
平均当選率は71.45%です。
当選率の変動幅が20ポイント以上と広いことも特徴です。
直近2回の統一地方選挙において、この年齢層の当選率は65%前後です。
他の年齢層と比較しても、当選率が低くなる年齢層です。
市議会議員選挙の当選率は76.39%
最高当選率は平成15年統一地方選挙の83.33%です。
最低当選率は平成19年統一地方選挙の69.53%です。
最高当選率と最低当選率の幅は約14ポイントです。
平均当選率は76.39%です。
町村議会議員選挙の当選率は82.93%
最高当選率は平成15年統一地方選挙の86.5%です。
最低当選率は平成19年統一地方選挙の79.83%です。
最高当選率と最低当選率の幅は約7%です。
平均当選率は82.93%です。
まとめ
最後に、70歳以上の候補者が各選挙における当選率をグラフ化したものが下記になります。
県議会議員選挙の当選率は70%を越えます。
より多くの得票を必要とする選挙において有利な傾向がうかがえます。