支持政党を持つ有権者が、実際に支持した政党に投票したかどうか?を調査した結果が、
公益財団法人 明るい選挙推進協会が発表する意識調査報告書に掲載されています*1。
各選挙において発表されたそれらの数値を一つにまとめ、
支持政党を持つ有権者が、実際に支持政党に投票したのかどうかを時系列で見ていきます。
自由民主党支持者が自由民主党に投票した割合は80%
最高投票割合は平成19年統一地方選挙の82.9%です。
最低投票割合は平成15年統一地方選挙の77.6%です。
最高投票割合と最低投票割合の差は5.3ポイントです。
平均投票割合は80%です。
民主党支持者が民主党に投票した割合は68.8%
最高投票割合は平成19年統一地方選挙の69.29%です。
最低投票割合は平成15年統一地方選挙の68.2%です。
最高投票割合と最低投票割合の差は1.09ポイントです。
平均投票割合は68.8%です。
公明党支持者が公明党に投票した割合は71.43%
最高投票割合は平成15年統一地方選挙の80.39%です。
最低投票割合は平成23年統一地方選挙の56.4%です。
最高投票割合と最低投票割合の差は23.99ポイントです。
平均投票割合は71.43%です。
共産党支持者が共産党に投票した割合は66.61%
最高投票割合は平成19年統一地方選挙の83.87%です。
最低投票割合は平成15年統一地方選挙の74.4%です。
最高投票割合と最低投票割合の差は9.47%です。
社会民主党支持者が社会民主党に投票した割合は48.71%
最高投票割合は平成15年統一地方選挙の60%です。
最低投票割合は平成23年統一地方選挙の38.5%です。
最高投票割合と最低投票割合の差は21.5%です。
自由民主党、民主党支持者の支持政党に対する投票割合の変化はあまりない傾向にあります。
公明党支持者の支持政党に対する投票割合の変動差は他の政党と比較をすると大きいことがわかります。
社会民主党支持者の支持政党に対する投票割合は、平成15年以降減少傾向にあります。