平成15年、19年、23年 過去3回の統一地方選挙において民主党所属の当選率を見てみます。
直近3回の統一地方選挙において、民主党所属候補者の当選率を表にしたものが下記になります。
県議会議員選挙当選率は72.3%
最高当選率は平成19年統一地方選挙の79%です。
最低当選率は平成23年統一地方選挙の60%です。
最高当選率と最低当選率の差は19ポイントです。
平均当選率は72.3%です。
平成23年統一地方選挙において当選率を急激に下げていることがわかります。
指定市議会議員選挙当選率は77.5%
最高当選率は平成19年統一地方選挙の88.1%です。
最低当選率は平成23年統一地方選挙の62%です。
最高当選率と最低当選率の差は26.1ポイントです。
平均当選率は77.5%です。
県議会議員選挙と同様、平成23年統一地方選挙において当選率を急激に下げています。
市議会議員選挙当選率は87.1%
最高当選率は平成19年統一地方選挙の91.6%です。
最低当選率は平成23年統一地方選挙の79.9%です。
最高当選率と最低当選率の差は11.7ポイントです。
平均当選率は87.1%です。
県議会議員選挙、指定市議会議員選挙と同様に、平成23年統一地方選挙において当選率を下げています。
しかし、当選率の下げ幅は県議会議員、指定市議会議員選挙より小さく収まっています。
特別区議会議員選挙当選率は70%
最高当選率は平成15年統一地方選挙の82.4%です。
最低当選率は平成23年統一地方選挙の79.2%です。
最高当選率と最低当選率の差は33.3ポイントです。
平均当選率は70%です。
民主党所属候補者の当選率の幅が最も大きい選挙です。
町村議会議員選挙当選率は90.3%
最高当選率は平成15年統一地方選挙の94%です。
最低当選率は平成23年統一地方選挙の84.4%です。
最高当選率と最低当選率の差は9.6ポイントです。
平均当選率は90.3%です。
民主党候補者の当選率の幅が最も小さい選挙です。
まとめ
民主党候補者の当選率は選挙の種類により72%から90%という幅があります。
この当選率の幅は自由民主党、公明党候補者の変動幅より大きいことがわかります。
平成15年の統一地方選挙から平成23年の統一地方選挙まで、全体的に当選率が低下傾向にあります。